海外メディア、中国の「文化強国」戦略に注目

海外メディア、中国の「文化強国」戦略に注目。 2007年の中国共産党第十七回全国代表大会以来、共産党が初めて『文化』を中央委員会全体会議の議題とした。中国共産党の高官が文化について集中して討議するのは、1996年に開かれた第14期中央委員会第六回全体会議(第14期六中全会)以来である・・・

タグ: 中国文化強国戦略

発信時間: 2011-10-28 10:33:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今回の会議で提出された「文化強国」戦略は、海外メディアの間で話題となっている。

海外メディアは今回の会議で初めて定められた「社会主義文化強国の建設」に特に注目しているようだ。AP通信、ウォールストリートジャーナル、ABCなどアメリカ大手メディアは一斉に「第17期六中全会では中国文化の影響力を向上させる旨の決定がなされた。文化は中国人にとって団結力と想像力の源、そして中国の競争力を高める重要な要素になりつつある」と報じた。

日本の大手メディアも「文化強国」構築の決定について報道した。朝日新聞は、「文化体制改革はソフトパワーを高め、社会主義文化強国を構築するためである」と伝え、読売新聞は、「第17期六中全会はインターネットやメディアなどを含む文化体制改革を推進することを決定した。中国は共産党の指導の下、社会主義文化を発展させていく」と報じた。

中国共産党は文化産業を育成すると同時に、国際影響力の拡大と文化強国の構築を国家戦略として明確に位置づけた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月28日

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