これらの政策や措置は、商業銀行の運営に大きく影響している。ある都市商業銀行の経営幹部は、「預金の増加は落ち込み、各流動性指標は期待にそぐわず、資金の流入は増え続け、流動性リスクは高まっている」と漏らした。
経営の圧力が高まり、多くの銀行家は向こう3年の収入と利益の増加見通しを前年より引き下げたが、依然として楽観的な見方が強く、仲介業務は今後の銀行業の利益増加を促す最大のけん引力だと見られている。
また調査で、2011年から2013年の銀行の収入増加率が51~100%に達すると予測した銀行家は6割弱、21~50%になると予測した銀行家は3割に上り、20%以下という悲観的な見方はごくわずかだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年10月28日