南方航空はA380を5機発注したが、年末には第2機目が納品される見込みである。今回の故障が納品計画に影響を与えるかどうかについて、関係者は「あり得ない」としている。同関係者は、「新型機が導入後の一定期間に故障するのはよくあること」と述べた。
人々のA380の安全性への懸念が完全に払拭されたわけではない。同機は当初、「クリーン、静か、清潔、スマート」と、あたかも完璧な飛行機であるかのように宣伝されていた。しかし、A380の故障のニュースは世界で相次いでいる。エミレーツ航空、オーストラリア航空、シンガポール航空が導入したA380もエンジンや巡航システムなどで故障が発生した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月31日