不調続く日本の市况に在日華人投資家は及び腰

不調続く日本の市况に在日華人投資家は及び腰。

タグ: 不調続く日本

発信時間: 2011-10-31 14:34:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽チャンスでも売り時が難しい金投資

現在、金に投資をしているという人も多い。金に投資しているある華人は取材に対して、「少し前まで、1オンス(28.3495グラム) 約1千ドル(約7万6千円)だった金は、今約1600ドル(約12万2千円)にまで高騰している。もし今まで我慢して持っていたら、ある程度の利益を出せたが、売ったのが早すぎて、利益という利益はなかった」と語る。

同華人は日本の証券取引所で勤めており、先物取引に関する経験は豊富で、どのように金投資をすればよいかに関する記者の質問に対して、「金投資は大きく分けて実物金取引と書面上の金取引がある。実物金取引とは、実際の金を受け取ることができるのに対して、書面上の金取引では書面上だけで、売買の状況を表し、実際の金を受け取ることはできない」と解説。

さらに、現在、米国や欧州の経済状況が非常に不安定で、ドル、ユーロは下落し続けていることに加え、米国籍の信用指数も低下しているため金の価格はさらに上昇する見込みと指摘。

しかし、金相場の行方を正確に占うことは困難なため、ほとんど利益が出ていないという人が圧倒的に多く、ストックしている人も一定期間内に限っている人がほとんどで、短期投資は行方を見極めるのがさらに難しい事があるという。そのため、金投資は魅力ある投資項目であるものの、この投資家の分析する状況からすると、現在、金投資を行っている華人も少し利益があるか、少し損しているという程度だという。

「人民網日本語版」2011年10月31日

 

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