10月31日、世界の人口が70億人を突破した。31日早朝にフィリピンで生まれたダニカ・カマチョちゃんは「70億人目の赤ちゃん」として認定を受けた。国連の職員がフィリピンの病院でカマチョちゃんと両親に会い、ケーキとプレゼントを贈った。
ハーバード公衆衛生学院のデヴィ・ブルーム氏が『サイエンス』に発表した研究報告によると、1750年の産業革命を機に人口増加が加速、1804年に世界の人口は10億人を突破した。その後、20億人を突破するまでには123年かかった。
しかし、過去50年で世界の人口は急激に増える。30億人から70億人に達するまで、10億人が増加するのにかかった時間は、順に15年、13年、12年、13年。1959年に30億人、1974年に40億人、1987年に50億人、1999年に60年。そして今日、70億人を突破した。
国連の予測では、世界の人口が2025年までに80億人に、2083年までに100億人に達する見込みである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月31日