米テラフュージア社は最近、「空飛ぶ車」の開発で話題となっている。同社担当者は5日「中国、ブラジルおよびインドの市場に目を向けており、初の空飛ぶ車の『トランジション』を新興国市場に投入していきたい」と公表した。
マサチューセッツ州に本部があるテラフュージア社は2009年に「トランジション」の初テスト飛行を成功させた。
この機械のエンジンの後に仕掛けられた翼で小型飛行機のように空港間を往復するだけでなく、普通の乗用車のように路面でも走ることができる。もっとも特別なポイントは、普通のガソリンエンジンで通常の無鉛ガソリンをエネルギーとして駆動できること。それに容積が小さく、普通の自動車ぐらいの停車場しか必要ないこともある特徴だ。