温州市政府は11月5日の記者会見で、相次いで発生した中小企業の経営破綻は効果的に抑制できていると発表した。中国中小企業協会会長などを兼任する周徳文氏は、長年「温州モデル」を研究し、温州資本の「スポークスマン」と呼ばれている。このたび、周徳文氏が温州の問題について話してくれた。
中小金融会社150社を設立
周徳文氏は、「温州の一部の中小企業は資金難に陥っている。しかし、温州の人々はまだお金持ちで、銀行には約8000億元~1兆2000億元が貯蓄されている。ただ、不況により不安情緒が蔓延し、多くの人が資金を動かさなくなっている」と述べた。