「ドリームライナー」ことボーイング787がトラブルに見舞われた。
11月6日、全日空が世界で初めて導入したボーイング787が就航以来、初めてのトラブルを起こした。同機は正式に就航してからまだ1週間も経っていない。
ボーイング787は2010年11月の試験飛行でも火災事故を起こしている。
調べによると、今回トラブルが発生したのは羽田から岡山に向かう全日空651便。着陸直前、主脚が下りず、警報表示が出たため、着陸をやり直した。
その後、操縦士が手動レバーで主脚を出し、27分遅れで岡山空港に着陸した。
ボーイング787は1990年に始動したボーイング777計画の後に開発された最新機種。2005年に発表されてから注文が相次ぎ、多いときには58社から計910機の注文があった。