APECにおけるアメリカのアジア太平洋攻勢

APECにおけるアメリカのアジア太平洋攻勢。 欧州が危機に陥る中で、アメリカ経済回復のカギはアジアが握っている。再選を狙うオバマ大統領は何とかしてアジア各国との関係を強化しようとしている…

タグ: アメリカAPEC攻勢

発信時間: 2011-11-14 14:24:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

一挙両得を狙う日本のTPP加盟

日本の野田佳彦首相は11日晩の記者会見で、日本のTPPへの参加を表明した。これで、TPPは、アメリカ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ペルー、チリ、ブルネイの10カ国が参加する自由協定となった。10カ国が参加しているものの、アメリカと日本だけで加盟国GDP全体の94%を占めている。すなわち、TPPは「日米自由貿易協定」ともいえる。TPPが発効すれば、世界最大の自由貿易区が誕生する。

野田首相は記者会見で、「アジア太平洋地域の成長力を取り入れ、多くの国とハイレベルな経済協力を推進していきたい」と述べた。

野田首相はAPEC首脳非公式会議の前にも、「アジア太平洋地域の成長力を取り入れていかなければならない」と述べていた。

これに対し、中国をけん制し、アメリカとの同盟関係を維持するためには、日本はアメリカを中心とするTPPに参加せざるをえないと指摘する声もある。

アメリカ政府も日本政府に対し、「TPPは単なる経済協定ではない」と圧力をかけ続けていた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月14日

 

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