中国農業銀行はこのほど、2012年の投資成長率を20~25%と予測した。同行は、不動産投資の減少が固定資産投資を減速させる心配はないとし、今後も不動産市場の抑制策が続くとの見方を示した。
今年1月から10月の固定資産投資は前年同期比24.9%増だった。そのうち、不動産開発投資は前年同期比31.1%増だった。
固定資産投資に占める不動産開発投資の比率は20%を超えており、不動産市場に対する抑制政策が実施される中で、将来的に不動産投資の減少が固定資産投資を減速させるのではないかとの懸念があった。