中国財務部が明らかにしたところによると、今年の10月までの全国の個人所得税による税収入は352.37億元(約4千273億円)だった。給料所得の向上と控除基準緩和の影響で、今月の個人所得税の収入が減少した。
10月の個人所得税は9月に比べ99億元(約1千200億円)減り、前期比で22%下がった。財務部関係者は「税収データによると、10月の個人所得税による税収入は同期比、前期比、ともに下降傾向にある。これは新しい個人所得税法の実施効果が徐々に出てきたということだ。具体的にはサラリーマン層の納税者が減少し、個人事業主の税負担も減少した」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年11月20日