莱蕪市ハイテクパークの鵬泉街区が秩序整然と企画され、施設がよくそろい、きれいできちんとしている近代的な各団地に入ると、なんとなく人びとは実にすばらしいなあと思わせられる。程故事汶水花園では緑の樹木の間に建ち並ぶビルがずらりと並んでおり、雲渓花園では整備が終わったばかりの小型のハスがたくさん栽培されている小川には青いさざ波が立ち、修復と補足的植樹を経て一新した汶陽村の街路の両側の並木がまっすぐに伸びていて美しい……、これは莱蕪市ハイテクパークが農村の生態文明整備に力を入れた成果である。
農村のゴミ処理のレベルを高め、農村環境の総合的整備を推し進めるため、今年、ハイテクパークは農村の居住環境改善の措置を積極的に模索し、整備活動を力強く推し進め、目に見える成果を収めた。
まず、市場化の運営方法で農村のゴミを処理し、パークの外の40の村のゴミ収集・搬出作業をゴミ収集・搬出会社に請け負わせることになった。ゴミ収集・搬出の実効を確保するため、毎年4万元の資金をあらかじめ残してゴミ収集・搬出会社の業績・効果を審議、評定する報奨金とし、40の村の共産党支部の書記が採点し、満足、不満足、ほぼ満足という3つのグレードに分けられ、それを業績・効果の審議・評定際の報奨金発給の根拠とし、ゴミ収集・搬出会社の意欲を大いに引き出している。
その次に、環境の総合整備のハードウエアの基礎を打ち固めるため、このパークは資金投入を増大し、いくつかのゴミ収集処理施設を増設し、統一規格のゴミをためておく施設を70もつくり、地下のゴミ置き場45を作り、住民たちが近くの指定された場所へゴミを捨てる上でたいへん便利になっている。同時に、助成部門の協力のもとで、莱蕪市が決めた大山村、小山村、東竜崗村、傅家荘村の4つの重点整備村の環境総合整備を積極的に推し進めた。筆者の知るところによると、現在、大山村はすでに村の幹線道路の両側に15の街灯を取り付け、村民たちが暗やみの中で道を歩かずに済むようになり、また地下のゴミ置き場を新たに作り、村民たちが家庭ゴミの捨て場がなかった悩みを解決した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月21日