今年の1―8月に、莱蕪市顔荘鎮は商工業による税収を9853万元達成し、前年同期比20%増となり、固定資産投資15.5億元を達成し、27.9%増となり、地方財政歳入4404万元を達成し、18.9%増となり、総量の伸び幅が鋼城区で上位2位にランクされ、町の域内経済が着実に発展をとげた。これらの成果は町の特色産業の急速な発展のおかげである。顔荘鎮の産業の特色はいったいどいう面にあるのか?この問題を持って、記者はこの町の「特色産業」に対して突っ込んで調査を行った。
顔荘鎮の濱河団地に入って、記者は通り沿いに2列の復古調の数階建ての民俗的建築物が施工しているのを目にした。
伝えられるところによると、これは顔荘鎮の古代風建築物民俗街路プロジェクトで、都市部の物流商業貿易エリアの一部分でもあり、蘇州大学設計院が明・清時代にこの一帯にあった民俗建築物にもとづいて復古調の企画・設計を行ったものであり、店舗約200軒をテナントとして受け入れることができる。
これは顔荘鎮が特色産業育成の面で高い基準にもとづいて企画を行った縮図である。ここ数年来、顔荘鎮は積極的に市街区の都市と農村の一体化発展を全般的に考慮するトータルな企画や土地利用のトータルな企画と町全体の住宅企画とを結びつけて、町の産業を統一的に四大特色産業集積エリアとして企画し、民営経済パークと新しい工業団地を拠り所としての鉄鋼精密加工・深加工企業200余社が進出できる鉄鋼精密加工・深加工の特色産業エリア、中小企業の創業パークを拠り所としての新興産業発展エリア、鋼材大市場と都市部の古代風建築物街路を拠り所としての個人経営者4000戸、経済貿易物流企業300社を受け入れられる都市部物流商業貿易エリア、西部の山間地帯を拠り所としての高効率の特色農業発展エリアを形成することになった。産業の配置はさらに最適化され、産業集積化のレベルは絶えず向上している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月21日