中国で、営業税と増値税が並存する時代が終焉へ

中国で、営業税と増値税が並存する時代が終焉へ。

タグ: 中国税収

発信時間: 2011-11-21 11:03:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国財政部と国家税務総局は17日、「営業税の増値税移行試行案」を発表し、2012年1月1日より上海市の交通運送業と一部のサービス業を対象に、現在徴収している営業税を増値税に試験的に移行することを決定した。

業界関係者は、「今後、試験導入が広まれば、営業税を徴収している産業も増値税徴収へと徐々に切り替わる。これで、流通税の中に、営業税と増値税が併存する局面も解消される」と分析した。

営業税は経営者の営業収入に対する課税の一種で、通常は3-5%の税率である。営業税は税率が低いものの、税負担が川下に転嫁されやすいことや流通の過程で重複して課税されるなど運用面で問題視されることが多かった。

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