中国は1979年に増値税を初めて導入。当初は上海、柳州の2都市で機械など5品目のみが対象だったが、1984年に全国に拡大、徴収対象も12品目まで広がった。1994年には、増値税はすべての物品の販売や加工、修理、補修役務の提供、物品の輸入に課されるようになった。しかし、その他労務、無形資産、不動産の提供には営業税が課せられている。
2009年、中国は増値税改革を実施した。これは生産の専門化、分業の需要を満たし、中国の製造業の発展にとって有利となった。しかし、増値税と営業税の併存が産業間の調和のとれた発展を妨げる要因となっていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月21日