中国路橋工程責任有限公司(中国路橋公司)が建設するバマコとセグを結ぶ高速道路の改良拡張工事が18日、マリの首都バマコで始まった。マリのセメガ設備・運輸相と中国路橋公司の責任者が着工式に出席した。
セメガ運輸相が着工式であいさつし、マリと中国の友好を高く評価し、中国がバマコ~セグ高速道路事業を強力に支援していることに感謝し、次のように述べた。バマコ~セグ高速道路は、マリの経済発展の命脈であり、マリの道路網建設計画における重点プロジェクトでもある。中国はマリの多くのインフラ整備事業を支援しており、マリの経済と社会の発展を促す中国の援助が誠意に満ちたものであることを知っている。マリと中国の協力がより大きな成果を収めることを望んでいる。
中国路橋公司マリ駐在事務所の責任者呉必良氏も着工式であいさつし、次のように話した。このプロジェクトは、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)加盟国が計画している地域高速道路の重要な一部である。道路の建設は、マリのインフラ整備を加速し、既存の道路の通行能力と運転速度を引き上げ、交通輸送コストを引き下げ、交通事故を減らし、現地の経済と社会の発展を促し、ニジェール川流域住民の生活環境を改善することにとって、現実的で深遠な意味を持っている。
バマコ~セグ高速道路の1期工事は、218キロの既存の道路を改良するもので、中国輸出入銀行が10億3000万元の優遇融資を提供する。工期は約35カ月。2期工事は、1期工事に並行する211キロの道路を建設するもので、1期工事と同じ基準で建設される。
(新華網日本語)より 2011年11月20日