2011年の第1次レアアース輸出許可枠は1万4446トン、第2次は1万5738トン、年間3万184トンとなっている。百川資訊の統計によると、今年1~9月、中国のレアアース(金属と酸化物を含む)輸出量は1万2000トンだった。包鋼稀土の社長がメディアに明かしたところによると、6月末時点の中国のレアアース輸出量は約7000トンで、前年同期より60%以上減少した。この量は第1次レアアース輸出許可枠の半分にも満たない。
生意社のレアアース業アナリストの劉鋭星氏は、「来年はレアアース割当枠が減少する可能性が高い。割当枠は生産、消費、世界の需要などを考慮して決められ、今年の割当枠が今も消化されていないことから、来年はやや減少すると考えられる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月23日