純金利マージン(NIM)の上昇、利子生み資産規模の増大、手数料収入の増加などにより、今年1月から9月、上場銀行は目覚ましい業績を上げた。今年1月から9月の上場銀行の純利益は前年同期比32%増の6921億元で、A株上場企業の純利益のほぼ半分を占めた。
上半期のすさまじい成長に続き、第3四半期も上場銀行は速い成長ペースを維持した。しかしながら、手数料収入、税引き後の純利益は第2四半期よりもやや減少した。
東宝証券の金麟アナリストは取材で、「貸倒引当金の増加など、上場銀行は第4四半期マイナスの影響を受ける。2011年の上場銀行の純利益は前年比31%増になる」と予測した。