中国交通銀行の全額出資子会社・交銀金融租賃有限責任公司と中国商用飛機有限責任公司は23日に上海市で、大型旅客機「C919」30機の売買をめぐる合意に調印した。これにより交銀公司はC919の第一期購入者の仲間入りをした9番目の企業となった。C919にはこれまで交銀も含め9社から購入注文が寄せられており、第一期受注数は195機に達した。
C919が中国が独自に研究開発した新型のナローボディ機で、座席は150席、通路は1本だ。C919プロジェクトは今年9月末に企業レベルの初歩設計審査に合格し、まもなく次の発展段階がスタートする見込みだ。
交銀公司は登録資本金40億元で、今年9月30日現在の資産総額は約460億元。上海地域で他社に先駆けて保税区でのプロジェクト企業という方式を採用し、航空機や船舶のリースプロジェクトを成功させ、海外プロジェクト企業向けに航空機のリース業務を実施している。
「人民網日本語版」2011年11月24日