「全国節水灌漑発展第12次5カ年計画」と「大型灌漑区関連設備、節水改造に関する第12次5カ年計画」がまもなく発表される。それによると、中国は2015年までに、全国の新規高効率節水・灌漑面積を1億ムー(1ムー=6.667アール)に到達させ、全国70%の大型灌漑区、50%の中型灌漑区、約2億8300万ムーに対し、関連設備と節水改造任務を実施する。
2つの計画によると、中国政府は「十二・五(第12次5ヵ年計画、2011-2015)」期間中に、節水・灌漑分野に対して少なくとも200億元の資金支援を提供する。
専門家は、「上述の計画が掲げた目標は、今年中央政府が発表した第1号文書の5000万ムーの2倍となっており、政府が節水・灌漑分野の発展をいかに重視しているかが表れている」と指摘。市場は、1ムーあたりの投資費を1000元-1500元として計算すると、今後5年間の投資総額は1000億元から1500億元になると予測している。