監査法人アーンスト・アンド・ヤング・国際鉱業・金属担当責任者のマイク・ エリオット氏は28日北京で、世界の採鉱および金属産業の価値アセスメントが10月初以降大幅に下降傾向にあり、よい買収チャンスになるだろうと示す。
マイク・ エリオット氏によると、具体的に言えば「価値」的な買収チャンスはよく新興中間層市場でみられ、個別プロジェクト企業は次のラウンドの資本注入によって、資産の開発と生産段階へと移行するだろうという。
さらにマイク・ エリオット氏は、2009年、豊かな資金力を持つ中国企業は、世界買収取引総額で24%を占め、世界各地でこれまでなかなか手に入りにくかった低リスク・低コストの優良資産を獲得することができた。当時、中国が成功を収めた理由は、業界のその他大部分の買収方が市場変動に阻害されたり、融資や資本のサポートが不足していたためである。現在、それに類似したチャンスが再び到来するだろうと分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月29日