中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が25日発表したデータによると、今年10月末現在、中国全土の銀行業・各種金融機関の資産総額は106兆2100億元に達し、前年同期比16%増加した。
10月末現在、大手商業銀行の資産額は50兆1500億元で、前年同期比11.1%増、金融機関総資産の47.2%を占めた。株式制商業銀行の資産額は同16.6%増の16兆9300億元で、15.9%を占めた。そほほか、都市商業銀行の資産額は同8兆9200億元、その他の金融機関の資産額は30兆2100億元で、それぞれ25.8%、21.9%増だった。
また、前月比では、国有大手銀行と都市商業銀行の資産額は再び減少となり、減少額はそれぞれ3612億元、321億元だった。株式制銀行の資産額は小幅増となったものの、伸び率は昨年同じ月を0.5ポイント下回った。その他の金融機関の資産額は速い伸びを維持した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月29日