中国保険監督管理委員会が25日発表したデータによると、今年1-10月の保険業界の銀行預金額は1兆6828億元、投資額は3兆6848億元、資産総額は5兆8210億元だった。そのうち、10月の銀行預金額は355億元減少、一方投資額は1420億5000万元増加した。
市場関係者は、「投資イコール株式市場への投資というわけではない。1-9月における保険資金の株式投資が少なく、手持ち資金が多かったことが、株式市場への投資が拡大した理由である」と分析した。
また、データによると、2011年1-10月、中国保険業の保険料収入は1兆2200億元、支出は3143億元で、保険業の総資産は5兆8200億元に達した。