最近、冬野菜の大量出荷に伴い、野菜価格が先月比で大きく低下している。商務部のモニタリングデータでは、豚肉、卵、キャベツ、キンサイ(スープセロリ)、ハクサイなどの主要食品原料の価格が急落した。
市場筋は、今月はタイムラグ要因の影響もあり、今月CPIは前月比で拡大しなければ、前年同期比で5%を下回るのは確実となると分析している。
「インフレが転換点を迎えたかどうかは前月比データが重要で、前月比で低下傾向がはっきり現れてこそ本当の転換点を迎えたといえる」と、中国社会科学院経済研究所の張平副所長は指摘する。