中国指数研究院が12月1日に明らかにした「100都市価格指数」で、11月、北京、上海などを含む中国10大都市の平均住宅価格が前月比で全面下落となったことが分かった。
「100都市価格指数」では、11月の10大都市平均住宅価格が1万5663元/平米で、前月比で0.36%低下した。同月、10大都市の平均住宅価格は前月比ですべて下落となった。中でも、南京と成都はそれぞれ1.2%、0.9%と下落幅が大きく、上海、武漢、深センなどの8都市の下落幅は0.5%以内にとどまった。
前年同期比で、11月の10大都市平均住宅価格は1.66%の上昇となったが、上昇幅は昨年6月以来の最低を記録した。具体的には、8都市で上昇、2都市で下落。そのうち、広州、武漢、深セン、北京、成都、天津の上昇幅が1%~6%、上海と南京の上昇幅が1%以内だった。重慶と杭州はそれぞれ0.57%、0.28%下落した。