中国自動車白書:来年中国が自動車社会に突入

中国自動車白書:来年中国が自動車社会に突入。

タグ: 中国自動車

発信時間: 2011-12-05 16:08:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

12月3日に発表された『自動車社会白書』は、「遅くとも来年の第1四半期までには、中国は数の上で自動車社会となる」とまとめた。国際基準によって、ある国家および地区の、国民100戸当たりの自動車所有台数が20台以上に達した場合、自動車社会となったことを意味する。予想によると、中国は2012年第1四半期に、同数値が20台に達する見通しだ。その時、中国の自家用車所有比率が、全面的に自動車社会に突入する。

『自動車社会白書』は、中国社会科学院社会学研究所が作成した。白書によると、北京、広州、西安、成都、深セン、瀋陽、南京、蘇州等の大中都市がすでに自動車社会となっている。

現在、中国では車両運転手数が2億3400万人に達しており、うち自動車運転手数が1億7200万人となっている。車両および運転手の急増と比較して、交通関係者のマナーの向上が遅れている。現在、中国が毎年処理する道路交通法違反行為は、約2億件に達している。うち飲酒運転、速度違反、疲労運転等の、厳重な違法行為が際立っている。ゆえに、中国が真の意味で自動車社会となるまで、依然として長い道のりを歩む必要がある。

「人民網日本語版」2011年12月5日

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