2011 多難な時期を経験した日本

2011 多難な時期を経験した日本。 東日本大震災、タイ洪水などの自然災害、悪化する欧米債務危機、記録的な円高など日本経済は多難な2011年を経験した。日本政府は、経済回復が外需の衰弱、輸出の伸びの低下によってダメージを受ける可能性を懸念し、経済が落ち込むリスクに十分注意する必要があるとしている…

タグ: 日本多難な時期

発信時間: 2011-12-05 16:58:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本は世界でもGDPに対する債務残高の比率が最も高い国の一つ。日本の財務省の最新統計によると、日本の債務残高は9月末現在で954兆円と過去最大を更新した。国民1人当りの負債額は約756万円。2011年度末までに債務残高は1000兆円の大台を突破する見通しだ。

10月26日、ロンドン外国為替市場で1 ドル=75.71円まで円高が進み、戦後最高値を更新した。日本政府と日銀は直ちに5兆円増額の金融緩和策や為替市場介入措置をとったが、米経済の不景気や欧州債務危機への悲観的感情が市場に広がっており、資金が円に流れる勢いはこのまま継続する見通しで、現在でも1ドル=76円台の円高が続いている。市場関係者は、今回の円高は長期化すると予測しているが、もしそうなれば日本の海外市場に深刻な影響を与え、輸出減少とともに日本国内の産業の空洞化を招き、回復の兆しをみせている日本経済がダメージを受けるのは必至だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月5日

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