人民元の5日連続ストップ安はなぜか

人民元の5日連続ストップ安はなぜか。 中国外貨取引センター(CFETS)の最新データによると、6日の人民元の対ドル相場は1ドル=6.3651元まで下落し、再びストップ安となった。元がストップ安まで下落するのは5営業日連続。ここ数年続いている元高とは全く異なる動きに注目してみる必要がある…

タグ: 中国人民元

発信時間: 2011-12-07 15:35:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇元安は中国経済にどう影響するか

今回のように元が連日ストップ安になるのは稀なことだが、元安は中国経済に大きな影響は与えないとの見方を経済学者は示す。

中央財経大学中国銀行業界研究センターの郭田勇主任によると、ある程度の元安は、中国の輸出企業の生産にとっては弊害よりも利益となり、安定した輸出、経済成長の安定化を図ることができる。

元安予想が出てきたことによって世界のホットマネー流入による圧力を軽減でき、中央銀行のベースマネーの投入量を減らし、国内資本価格のバブル抑制につながる。

経済学者の余永定氏によると、元安は投機資本の中国への積極的な流入を減少する。こうした変化は中国にとってメリットが多い。「中央銀行は元切り上げの圧力や、外貨準備高とヘッジ操作の圧力を減らせる」

     1   2   3    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。