日本の明治、中国以外でセシウム含有粉ミルクを回収

日本の明治、中国以外でセシウム含有粉ミルクを回収。

タグ: 日本の明治牛乳

発信時間: 2011-12-07 17:38:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽中国では回収行わず

明治の中国法人・明治乳業貿易(上海)有限公司の市場部門の責任者によると、日本での口蹄疫を踏まえた輸入禁止措置や東日本大震災を受けて、中国市場で現在販売されている明治ブランドの粉ミルクはすべてオーストラリアでパッケージされ、オーストラリアから輸入されたものとなっており、原料にはオーストラリア製の牛乳を使用している。よって明治本社は中国市場では回収を行わないとしている。

昨年6月、日本からの口蹄疫の流入を防止するため、中国は日本製粉ミルクの輸入を一時停止すると発表し、市場では明治ブランド製品の品不足現象が起こった。停止措置は今年初めに解除されたが、東日本大震災が発生したため、明治は中国への粉ミルク輸出を引き続き一時停止することにした。この間に明治は中国市場戦略を調整し、日本を原産地としていた「珍愛」シリーズをオーストラリアでの生産に切り替え、今年7月までオーストラリア原産の同シリーズ製品が中国市場に出回った。

代理購入ルートで日本原産の粉ミルクを購入した消費者に対して交換や返品に応じるかどうかについて、同責任者は現在の代理購入ルートは把握が難しいこと、同社には交換のための製品がないことから、交換や返品には応じないとし、中国の消費者に正規の取次販売ルートで明治の粉ミルクを購入するよう呼びかけている。

上海市出入境検験検疫局によると、2010年から現在まで、上海の税関で乳幼児用粉ミルクを含む日本産乳製品が輸入されたとの記録はないという。

「人民網日本語版」2011年12月7日


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