三一重工が海外拡張計画 10カ国で工場建設へ

三一重工が海外拡張計画 10カ国で工場建設へ。

タグ: 三一重工 海外拡張 工場建設  梁穏根 民営企業 

発信時間: 2011-12-08 09:38:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の建機メーカー、三一重工(Sany Heavy Industry Co.)の国際事業部長の奥信彦氏は火曜、東京での取材において、中国の経済発展ペースダウンするにしたがって国内需要が減少することから、同社が海外市場に向けて大幅に舵を切ることを明らかにした。今後数年で少なくとも10カ国で工場建設を行う。同社は中国の富豪、梁穏根氏が率いる民営企業である。

奥信彦氏によると、三一重工の目指す海外拠点は新興市場国と資源豊富な発展途上国。今後5年で海外市場での売上を、現在のグループ総売上の10%から40%にまで引き上げる。三一重工はすでにアメリカ、ブラジル、インド、ドイツで工場建設のための投資を行っている。

奥信彦氏は2009年に三一重工に移籍。前職はコマツ製作所のエンジニアだった。現在、三一重工の海外市場の営業販売を取り仕切っている。中国経済の鈍化による売上減少を和らげるため、今後5年は海外市場を重視する計画だと奥氏は明かす。これにより、キャタピラーやコマツ、日立建機など大手工作機械会社はさらなる競争にさらされることになる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月8日

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