中国石油計画総院の石油・ガス部門で天然ガス市場室に関わる人物によると、現在、中央アジアからの輸入天然ガスは国産天然ガスよりはるかに価格が高く、買値より安く売る状況だという。今年、「西気東輸」による輸入二級ガスは新たに100億立方メートル増加した。
中国国際金融有限公司(CICC)の調査報告では、天然ガスの輸入価格と都市部での小売価格は、2012年の第二四半期前に値上がりすると予測している。
12月6日、卓創コンサルティング社のアナリストは記者の取材に対し、国内における輸入天然ガスの消費量が増えるにしたがって生じる内外価格差は、天然ガス業界の健全な発展を妨げる可能性があると指摘。エネルギーに関する国際的発言権を高めるため、国内天然ガスの価格調整は緊迫性を有する課題だとコメントした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月8日