全国の大・中都市では第4四半期に入って以来、不動産価格の前期比での下落が目立っている。特に北京などの一線都市の一部では住宅価格下落が5割近くに達し、11月前半の新規不動産販売契約率がゼロとなっている。値下げを行なっている物件の多くは低迷する不動産市場の主力軍だ。不動産市場の転換点が本当に訪れたと言えるか否かについて、業界でも意見が分かれている。専門家は、今後の新規物件については値下げ幅にも限度があるものの、さらに多くの物件が値下げに踏み切ると見ている。
「人民網日本語版」2011年12月16日