12月15日のA株市場は、恐慌売りの影響を受けて全面安となり、上海総合指数は10年ぶりに2245ポイント台を割った。
4兆元が市場に流入か
メディアの報道によると、中国証券監督管理委員会の郭樹清主席は14日夜、社会保障基金、企業年金、住宅積立金、財政黒字などの長期資本にはいずれも証券会社の役割発揮が必要だと提言した。郭樹清主席によると、現在の地方政府の社会保障基金は2兆元に達し、機関に管理・投資を委託できる規模だ。住宅積立金も2兆1000億元に達し、特別基金を設立して運用できる。
これは、最大4兆1000億元の資金が株式市場に流入する可能性があることを示している。