12月15日、A株は恐慌性の売却による刺激を受け、全面的に下落した。上海証券総合指数は10年ぶりに2245ポイントを下回ると、前場は2200ポイント割れし、引け間際には3年ぶりの低水準となった。昨日の取引終了時点で、A株のローソク足は6日連続で陰線となった。上海証券総合指数は10年の期間を経て、開始時の水準に戻ったことになる。国際金融報が報じた。
12月15日の取引終了時点で、上海証券総合指数は今年に入ってから計22.33%下落し、深セン総合指数は計28.80%下落したことになる。同様の「悲劇的な」現象が香港恒生指数にも生じており、今年になり21.74%下落した。
欧州債務危機の渦中にある欧州市場において、FTSE100種総合株価指数は今年に入ってから8%しか下落しておらず、DAX指数は16.42%の下落となっている。同様に景気低迷に陥っている米国市場において、ダウ・ジョーンズ工業株価平均指数は今年に入ってから、2.12%上昇している。地震と原発事故の影響を被った日本でさえも、日経平均株価指数は今年になってから18.10%の下落にとどまっており、A株の下落率を下回った。
「人民網日本語版」2011年12月18日