商務部は2011年、計31社に一般貿易レアアース輸出割当枠3万184トンを与えたが、2011年1~9月の輸出量はわずか1万2000トン(金属と酸化物を含む)で、前年同期比65%減少した。業界関係者は、通年で1万トン以上の輸出割当枠が残ると見ている。
金柏松氏は、レアアースは戦略的資源であり、行き届いた管理体制を構築すべきだとしている。また、国外の高級レアアース材料の加工を国内に導入する必要がある。実際、輸出規制によってレアアース業への外資参入は増えている。ベルギーのソルベイ・グループ傘下のローディアは12日、中国アルミ傘下の中国稀有稀土有限公司とレアアースの先進的応用材料の開発と製造分野において協力することで包括提携を締結した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月19日