米国は誤ったやり方を改めるべき 中国商務部

米国は誤ったやり方を改めるべき 中国商務部。

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発信時間: 2011-12-22 14:05:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国商務部公平貿易局の責任者は21日、アメリカの裁判所が、アメリカ商務省が実施している中国製タイヤを対象とした反補助金調査に対し、違憲判決を下したことを受けて談話を発表した。同責任者は、「アメリカが実施している反補助金調査は世界貿易機関(WTO)のルールに反し、アメリカの法律にも準拠していない。中国の市場経済国としての立場を認めずに、反補助金調査を実施するという間違ったやり方をアメリカ側がすぐに改めることを望む」と述べた。

12月19日、アメリカ合衆国連邦巡回区控訴裁判所は、「アメリカ商務省は中国を市場経済国と認めない状況下で反補助金調査を行うことはできない」とし、違憲判決を下した。アメリカの法律では、非経済国が実施する国内産業への財政援助は補助には当たらないとしている。

この事件について、中国商務部公平貿易局の責任者は、「2006年11月以降、アメリカ商務省は中国を市場経済国と認めないにもかかわらず、中国に対し反補助金調査を実施した。これまでに、アメリカ商務部は法律の準拠がないにもかかわらず、中国の製品に少なくとも30回以上、反ダンピング・反補助金調査を実施している。これは貿易救済措置の乱用であり、典型的な貿易保護主義のやり方である」と避難。さらに、「アメリカ商務省は代替国制度を使い、中国企業に対し反ダンピング税を課税、また相殺関税も適用し、中国企業を不公平に扱い、正当な利益を損失させた」と述べた。

調べによると、2008年12月9日、中国はアメリカ商務省が中国製の標準鋼管、矩形鋼管、非道路用タイヤ、ラミネート加工布袋など計4品目に対し、反ダンピング・反補助金調査を実施したとして、WTOに提訴していた。WTOは今年3月に、アメリカの両調査はWTOの規定に反するとの判決を出していた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月22日

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