周総裁は、「現在、中国の国際収支バランスにはある程度の改善がみられた」と述べた上で、2011年の経常黒字はGDP比で4%前後となり、大幅に改善されると予測した。貿易黒字についても、今年上半期の貿易黒字は対GDP比1.4%、2011年年間の貿易黒字も「比較的楽観的」だとし、中国の構造は大幅に改善されているとの見方を示した。
周総裁は、日本の教訓を例にとり、「日本は80年代末に不動産バブルが崩壊し、90年代に入って経済の調整を開始し、内需主導型経済への転換を図った。しかし、まもなく20年が経つが、日本は本当の意味での内需主導型経済を実現していない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月23日