千年の陣太鼓のおかげでアメニティ村が出現

千年の陣太鼓のおかげでアメニティ村が出現。

タグ: 山東省莱蕪市

発信時間: 2011-12-26 10:23:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

莱蕪市は春秋時代(前700-前476)の「長勺の戦い」の戦場であり、「一鼓作気」(一気に最後まで戦いぬくこと)という物語が伝わっている。士気を奮い立たせる「長勺の陣太鼓」は莱蕪市官廠村の太鼓工場で作られたものである。2008年、村委員会は長勺陣太鼓の優れた伝統を継承し、文化で村を興すことを決定した。村は前後して20数万元を投下して太鼓楽器を購入し、120人からなる太鼓楽団をつくり、また仁和文化伝播有限会社を登録、創立した。

2009年10月、太鼓楽団は第11回全国体育大会の開幕式で大いに異彩を放ち、勢いに満ちた陣太鼓に対して視聴者たちは深い感銘を覚え、それ以後大評判となり、多くの省市はそれを知って太鼓楽団を自分のところへ公演に来るよう招いた。

莱蕪市の官廠村は長勺陣太鼓という文化ブランドを利用して経済の発展を促し、文化の面で創業を行うことのすばらしさを知った。太鼓楽団の責任者である莱蕪官廠村委員会副主任の亓瑞栄さんは、「この数年、太鼓楽団はずっと収益があり、一番よい年は2009年で、60万元も儲けました。今年は30万元ぐらいを儲けることは問題なしと言えましょう」と語っている。

太鼓楽団の中で、村民たちは収入を得るばかりでなく、また精神的満足を得ることができる。先般、太鼓楽団は青島で公演に参加し、公演の後、多くの青島市民が次から次にサインや記念写真を撮ることを求め、団員たちはスターになったように誇りを感じた。

亓瑞栄さんは、「これからは、私達は長勺陣太鼓に中国から世界に進出させるつもりです!全力で私達の村を『中国の陣太鼓の古里』に作り上げなければなりません」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月26日

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