中国鉄道部長:来年は鉄道部の職責を変え、政府と企業を切り離す

中国鉄道部長:来年は鉄道部の職責を変え、政府と企業を切り離す。

タグ: 中国鉄道部 盛光祖 鉄道固定投資

発信時間: 2011-12-26 13:18:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の盛光祖鉄道部長(鉄道部党組書記)はこのほど、北京で開かれた全国鉄道工作会議で報告を行った。報告では、「政府・企業の切り離し」「鉄道の安全」「多角経営」「反腐敗・清廉政治提唱」の4つがキーワードとなった。

盛光祖部長によると、「十二・五(第12次5カ年計画)」に基き、鉄道部は2012年に鉄道固定資産投資に5000億元を充てる。そのうち4000億元はインフラ投資で、6366キロの鉄道を建設する。

盛光祖部長は、鉄道部の職能を変え、政府と企業が一緒になり権力が集中している、企業の市場主体としての地位が不足している、経営体制が市場のニーズに合っていないなどの問題を解決する必要があるとの考えを示した。鉄道の新体制の試行を全面的に実施する最初の年となる来年、鉄道部は政府と企業を切り離す方向で進め、鉄道運輸業者の市場主体としての権限と責任に重点を置く方針。また、「鉄道部が行うべき政府の監督管理、国有資産の出資者と業界の管理に関する職能を具体化し、鉄道運輸業者に権限と責任を履行させるべき」と強調した。

さらに盛光祖部長は、リスク管理の全面的な実施、運輸の安全・安定を来年の最優先課題とすることを明らかにした。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月26日

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