中国のGPSは9割アメリカに頼っている

中国のGPSは9割アメリカに頼っている。

タグ: GPS 測量地理 中国の地理情報 

発信時間: 2011-12-27 10:57:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

26日、北京で《測量地理情報青書》が発表された。これによれば、中国の地理情報サービス産業は急速に成長しており、 「十一・五」(第11次五カ年計画)期間に年平均25%以上の成長を遂げている。2020年、中国の地理情報サービス産業の年間GDPはおそらく1万億元を超えるだろう。

この中国国家測量地理情報局・測量発展研究センターが編集した青書によれば、地理情報サービス産業は地理情報の開発を中心とした新興ハイテク産業である。これには、宇宙衛星リモートセンシング、エンジニアリングサーベイ、装備製造、GPSなどの技術が含まれる。

中国の地理情報産業は1990年代末から始まり、この10年余りの急速な成長で初歩的な規模を形成したところだ。2010年のGDPは1000億元に迫る勢いだ。

だが、青書は同時に指摘している。中国が現在使用している衛星リモートセンシングデータの90%以上はアメリカ、フランス、カナダからのものだ。中国のGPSの少なくとも95%以上が米国GPS衛星システムで成り立っており、この状況は短期的には変えられない。95%の中国GDPチップ市場は米国に占領されており、大部分の中国企業はまだマルチモードGDPチップの生産ができない状況にある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月27日

 

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