「中国の国内総生産(GDP)は2018年にアメリカを超える」。英誌「エコノミスト」の最新号でこのような文章が掲載された。同誌によると、21の主要経済指標の内、半分以上の指標で中国がすでにアメリカを超えており、2025年までに、すべての指標で中国がアメリカを超える見込みだという。
「エコノミスト」は21の主要経済指標の内、製造業生産量、外貨資産、輸出額などの指標を含む12の指標で中国がアメリカを超えていると伝えた。GDPに関しては、現在、アメリカが中国の約2倍となっているものの、最新の長期経済見通しやインフレ率、為替レートの変化などをもとに計算した結果、中国のGDPは2018年にアメリカを超える見込みだとした。
「エコノミスト」は根拠として、過去十年間における中米の平均成長率が10.5%:1.6%であること、中米の平均インフレ率が4.3%:2.2%であることを挙げた。
そのほか、2005年の中国の為替制度改革実施以降、人民元が年平均約4%で上昇していることも一因だとした。「エコノミスト」の楽観的な見方によると、中国は今後10年間、年平均7.75%のGDP成長率を維持するという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月29日