生意社のレアアース業アナリストの劉氏にかかってくる電話が12月27日午後から突然増えた。
「さっきのは日本にレアアースを輸出する業者で、また割当量に関することだった」と話す劉氏は、商務部が割当量を発表してから多忙を極めているという。
商務部は27日午後、公式サイトで2012年のレアアース輸出企業リストと第1陣の輸出割当量を発表した。11社が通年の割当量の80%に当たる1万546トンを獲得し、五砿集団、中鋼集団、広晟有色などのレアアース大手がリスト入りした。
環境審査を待っている企業21社のうち、20社の割当量が保留となり、前回の審査待ち業者リストに入っていた西安西駿新材料有限会社は今回の保留リストからはずされた。
軽希土類と中重希土類を区別