来年の世界の経済成長率は3%に 社会科学院

来年の世界の経済成長率は3%に 社会科学院。

タグ: 世界経済成長

発信時間: 2011-12-29 18:04:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国社会科学院(社会科学アカデミー)世界経済・政治研究所が27日に発表した2012年版「世界経済黄書」によると、2012年の世界経済の成長率を購買力平価(PPP)に基づいて算定すると3.8%となり、市場レートに基づいて算定すると3.0%になるという。「経済参考報」が伝えた。

同黄書によると、2012年の世界経済にはなお多くの不確定要因がある。先進国の債務危機が効果的に抑制され、徐々に緩和されるかどうか。世界経済の回復の鈍化が新たな貿易保護主義、投資保護主義、金融保護主義を誘発しないかどうか。先進国の通貨緩和政策により流動性が深刻なインフレに落ち込んだり、深刻なインフレを引き起こしたりしないかどうか。一連の重要新興経済体に硬着陸が出現しないかどうか。主要20カ国・地域(G20)などのグローバル経済調整メカニズムが世界的なバランス失墜や大口商品の監督管理問題の調整で実質的な進展を遂げられるかどうか。イランなどの重点地域での軍事衝突が激化しないかどうか。一連の大国の指導者が更迭された後に大幅な政策調整がなされるのかどうか。これらの要因はいずれも、今後一年間のグローバル経済にさまざまな影響を与えることになるとみられる。

「人民網日本語版」2011年12月29日

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