中国経済成長減速も、2年後は9%台に回復 学者

中国経済成長減速も、2年後は9%台に回復 学者。 中国マクロ経済学会の王建事務局長は、「中国経済は今年と来年、減速するが、2013年以降は9%台の高成長軌道に戻る見込みだ」との見方を示した…

タグ: 中国経済成長

発信時間: 2012-01-11 16:36:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

現在、経済成長曲線は下向きになっている。それはマクロ調整の結果ではなく、経済刺激策の失敗が原因である。中国はこれまで、構造調整を通して国内需要を拡大するのではなく、深刻な過剰を無視して供給を増大させ続けた。これこそが経済成長が減速した本質的な原因である。

王建事務局長は、「高成長を続けるという見方にも、中成長期に入るという見方にも賛同しない」としたものの、「中国経済は2013年以降、再び回復をはじめ、9%の速さで15年ほど成長を続けるだろう。少なくとも第12次5ヶ年計画期間(2011年から2015年)は、中国経済はV字回復を見せる」との見方を示した。

中国の巨大な供給能力は、高成長のベースとなる。しかし、問題は需要である。現在、外需は大幅に縮小、内需も不合理な経済構造に抑制されている。中国経済を再び高成長軌道に戻すには、内需をさらに拡大する必要がある。そのためには、経済構造の調整に力を入れて取り組まなければならない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月11日

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