中国インターネット協会の高新民副理事長は、「微博〈中国版ツイッター〉、電子ビジネス、モバイルペイメントなど各種の活用が引き続き急速な発展を維持し、ネット経済全体の規模は例年を大幅に超えており、2011年は中国のネット産業が元気だった年と言うことができる」と語った。
BCG社が発表した報告書は、現在中国の電子ビジネス市場は世界第2位で、2015年には世界第1位になり、その時には中国は世界で規模が最も大きく、世界をリードする電子ビジネスサービス産業をもつようになる、と指摘している。
同時に、中国のインターネットの急速な発展はモバイルインターネット産業の急速な伸びにも現れている。高氏は、数年の基盤整備と研究・開発を経て、中国のモバイルインターネット産業チェーンの各段階はモバイルインターネットの急速な発展を支える条件と環境を既に備えるか徐々に備えていると語る。
中国工業・情報化省のデータによると、昨年11月現在、3Gネットワークは全国すべての県都と大部分の郷・鎮をカバーし、3Gユーザー数は1億1900万、普及率は11%に達し、そのうちTD〈中国移動(チャイナモバイル)のTD―SCDMA〉ユーザーは4800万だった。