中国国内の航空会社は2011年、再び世界の航空産業に舌を巻かせる業績を上げた。純利益は約260億元に達し、前年の351億元に比べて26%ほど減少したものの、世界全体の純利益69億ドルの約6割を占めたのだ。「広州日報」が伝えた。
2011年はグローバル経済低迷の影響を受けたものの、中国航空市場は航空機の導入ペースの緩和を受けて、市場全体がなお供給不足の状態にあった。2012年は新たに150機を買い入れる予定で、増加率は約10%に達するとみられる。
中国民用航空局がまとめたデータによると、2011年の中国の航空会社の純利益は260億元で、前年(351億元)比26%減少した。ある業界関係者によると、利益減少の原因は、中国国内市場の伸びの鈍化にあるという。