中国、７つの産業に関する5カ年計画を発表
中国、７つの産業に関する5カ年計画を発表。
タグ： 中国５カ年計画
発信時間： 2012-01-20 14:01:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国の工業情報化省はこのほど、軽工業、紡績工業、医薬工業、化繊工業、産業用紡績品産業、製糖業、馬鈴薯加工業など７つの産業に関する「第12次５カ年計画（2011-2015）」（以下、「計画」）を発表した。
「計画」は、技術革新、産業構造調整、省エネ、排出削減を「計画」期間の主要任務にすると明記。産業の発展に関しては、工業増加値（付加価値額）の年平均成長目標を８％と設定、医薬品工業については16％とした。
中国は、「計画」期間中も、内需拡大戦略を継続し、国民消費構造のレベルアップと都市化率を引き続き向上させるとしている。これは紡績、化繊など軽工業にとってはチャンスである。ただ、現在は世界の貿易が低迷し、中国のもつ低コストという優位性も徐々に薄れるなど、軽工業産業はリスクも抱えている。
発展のチャンスとリスクに対応すべく、「計画」では軽工業産業の生産安定と成長の維持を主要目標とした。「軽工業に関する第12次５カ年計画」は、工業増加値の年平均成長理を９％と設定。「紡績工業に関する第12次５カ年計画」は、一定規模以上の紡績企業の工業増加値の年平均成長率を８％とし、2015年までに、全体の輸出総額を3000億ドルにするとした。「化繊工業に関する第12次５カ年計画」は、工業増加値の年平均成長率を８％と設定、化学繊維の生産能力を4600万トンにするとした。「産業用紡績品産業に関する第12次５カ年計画」は、産業用紡績品の繊維加工総量の年平均成長率を9.5％、2015年までに約1290万トンにするとした。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2012年1月20日
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