米商務省は26日、米国を訪れる外国人観光客1人あたりの平均消費額は4000ドルだが、中国人観光客の場合は6200ドルに上るとの統計を発表した。米国の観光業界にとって、中国が最も急速に伸びている、最も大きな将来性を備えた市場であることは間違いない。米政府は中国人観光客の数は2016年には現在の2倍以上に増えると予測している。法制晩報が伝えた。
美中観光協会の龔林輝会長は「6200ドルという数字は明らかに低い見積もりだ。この統計には小売店での消費額しか反映されていない。交通、ホテル、レストラン、その他急に追加した自費参加活動も加えれば、少なくとも8000ドルにはなる」と指摘。「米国を訪れる中国人観光客の数は年々増加傾向にある。昨年は約115万人に達した。今年は延べ130万人を突破するだろう」と述べた。
「人民網日本語版」2012年1月29日 中日两国