三一集団の梁穏根会長は、「同社とプツマイスター社には、世界ビジネスにおける強い地理的な相互補完性がある。買収後、コンクリートポンプ車の新たな世界大手メーカーになることは間違いない」と語った。
ドイツの有名メーカーが中国民間企業と合併するのはこれが初めてとなる。プツマイスター社は三一重工から資金的保証を受け、三一重工はトップレベルの技術を誇る「ドイツ製」のラベル、プツマイスター社の中国市場以外の販売網を獲得する。
梁穏根会長によると、合併後もプツマイスター社は独立運営という形をとるという。三一重工は、プツマイスター社のシュトゥットガルト本社を中国市場以外の世界事業本部にし、中国国内の中・低級市場の開拓に力を入れる。一方、プツマイスター社は引き続きハイエンド市場における地位を維持し、ノベルト・ショイヒ氏は引き続きCEO(最高経営責任者)を務め、三一重工の経営にも参与する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月30日