マレーシア原子力許可委員会は1日、オーストラリアのライナス社がマレーシアのクアンタンに保有するレアアース工場の操業を許可したと発表した。
マレーシア当局は、レアアース生産で発生する廃棄物の適切な処理のほか、廃棄物の永久保管施設の詳細・設計図・場所の公表、独立諮問委員会による評価調査などを含む5つを操業の条件としてライナス社に提示した。
同工場の敷地面積は約20ヘクタールで、ライナス社は2億3000万ドルを投資。報道によると、操業後の年間生産量は2万2000トンに上り、世界の需要の3分の1を供給できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月3日